今どきのソーシャル採用 Twitter求人募集のやり方
Twitterでの採用活動(人を採用する側)がうまくいったら、記事を書こうと考えていて、無事に採用するとこまでこぎつけたので書きます(・・)
頭のいい人たちからのツッコミ?もあるでしょうが、やろうぜツイ活!
やる人は自己責任でお願いします。会社と合意してからやってね。
ソーシャル採用をしようと思った理由。
まずはここから書きたいかと、、(・・)
(方法だけ見たい人は読み飛ばしてください。)
えー普通、会社で人材募集をするとき、求人サイトに載せますよね。
でもそれって結構受け身な採用の仕方だと思っていて。
「いい人が欲しかったら自分で採り(獲り)に行けよ。」
ってやった方がいいんじゃないかなと思いまして。便利な時代なんだし。
あとは採る側の意識の問題かな。
意識の高い系()の会社にありがちな、「いい人待ち」状態に少々疑問。高いとこから見下してないで、そっちから来いよ。とちょっと思ってます。
あとは、自分の理由としては、
僕のいるところはIT系の現場なんですけどもね、
仕事の内容も別に流行りのものじゃないし、待ってるだけじゃ来ませんよ、人、特に若い人。
もしいい人が来てくれたらどんなに仕事が進むだろうか、刺激になるだろうか、じゃあ自分で採りに行くか。それがTwitterで人採るぞ、ってなったエネルギーでした。
Twitterで採用ってあぶなくないの?
とかみんな言ってくるワケですよ。うーん・・・まあ、引きこもり時代からサイトの運営を長くやっていたお陰で、インターネット上にだいたいどんな人がいて、どういう反応するのかの想像がなんとなくついており、まあ大丈夫だろうっていうのが自分の中にありました。
実際やってみたことはないからどうなるかは分からないが、とりあえずやってみるか、それでいい人が来るならラッキーだろう。
とりあえずやってみようが重要なのかな。
Twitterでの採用活動(1):用意するもの
その1:Twitterアカウント
個人のものでも、匿名のものでも構いません。
個人名のほうが信用があるので食いつきがいいのかもしれませんが、匿名でもいいと思います。なんかトラブルになった時に匿名のほうがいいのかなって気も。
自分は趣味のゲーム関係のアカウントで採用の募集をしましたが、別にどんなアカウントでもいいのではって気がします。強いて言えばアイコン画像は当たり障りないものがいいです。のちのち氏名や経歴、個人情報を相手に聞くことになるので、最低限、信用できない見た目はNGです。
フォロワー数の少ないアカウントでも大丈夫なのかは、フォロワー数0はまずいが20くらいでも問題ありません。理由はこの後に書きます。
その2:採用情報ツイート
こういう内容をツイートしました。(自由に内容を入れ替えて使ってください。)
【人材募集】Webデザイナーを募集しています。
Webを仕事にしたいやる気のある方。
デザインの経験者優遇。正社員での採用予定。勤務地は渋谷です。
質問は@hogehogeまでお願いいたします。
書く内容は「仕事内容」、「どういう人を募集しているのか」、「勤務地」、「連絡先」の4つですかね。
特に、「どういう人を募集しているのか」は具体的に書いておいたほうがいいです。
目的に外れた人のへの対応の手間が省けるほか、本当に興味のある人が応募してくれる確率もグッと上がります。
あと、みんなの反応を見て、ツイート文はその都度変えたほうがいいです。
あんまり食いつきが良くなさそうだったら少しハードルを下げてください。難しいんだけどねここ・・。
「デザイン経験者優遇。正社員」→ 「実務経験不問、雇用形態は応相談。」
Twitterでの採用活動(2):実際にツイートしてみよう
ツイートする時間はみんながTwitter使ってそうな時間、土曜日の夜とかが良さそうです。さっそく、仲良くしてくださってる方数名がリツイートしてくださいました。(感謝)
はたしてその結果は・・・・!!!!!???
なんと、ツイートをして1週間で応募者4人という結果に・・・。
2リツイートしかされてないのにこんなに反応が。なんでだろう、なんでだろうとずっと思っていたが、実際に採用した人に、どうやってこのツイートを知ったんだろうと聞いてみました。
「Twitterの検索で掛けてみたら見つけた。」
マジかよ・・・・・、フォロワー数も、リツイート数もあんまり関係ないじゃん・・・・。
ということでフォロワー数が多くても少なくてもあんまり関係ない可能性あり。(実際にフォロワー関係者っぽい人があんまり来なかった。)
Twitterで採用活動って、実はだれでも出来る、すごく有効な手段だったのだ・・・。
Twitterでの採用活動(3):どういう人が応募してくださるのか&対応方法について
まずは実際にどういう人が応募してくるのか。
A:とりあえず声を掛けてみた。
B:本当に就活をしている。
Aの方というは具体的に言うと、引きこもりの人というか、別に仕事にしようとなんて思ってないミーハーちゃんというか・・インターネットなんていろんな人がいる訳ですし、応募があるうちの半数はそういう方であると思っていてください。
そういう方は、向こうから勝手に返事が来なくなるので、別に追う必要もありません。
Bの応募者の中の人選を真剣に行います。
さっそく、こちらの採ろうとしている条件に達しているかを質問します。
応募者をフォローし、DMで具体的に聞いてみてください。
(基本的にやりとりはDMのみです。漏洩やトラブルを防ぐためリプライは使いません。)
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ご応募ありがとうございます。
デザイナーだったら、ポートフォリオサイト見せていただけないでしょうか。
エンジニアだったら開発経験何年 などなど
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大事なことですが、基本的には来る人に対して対応変えてもいいんですよ。
やってはいけないのは同じ内容をみんなに聞く。時間の無駄なのでやめましょう。
ちゃんと答えてくれそうな人だけに、ソフトは何使えるとか具体的に質問してます。
こちらの要求している条件へのハードルが高いと感じれば応募者の方から辞退していき・・どんどん人数が減っていきます・・。
質問の答えがちゃんと出てくる人であればかなり有望です。よし、と思ったらメールの連絡先を聞きます。
ここから先はメールのやりとりです。更に具体的な経歴や職歴などを質問します。問題なさそうなら、履歴書を送ってもらいましょう。ここからは普通の採用の選考に入ります。
その他:採りたいと思っているいい人は他の会社からもお声が掛かっている。
あ、面接まで来てくれて採る気満々だったのに辞退の申し出が・・・。
自分の時間を割いて、結構労力使うからガッカリ感はパないんだよなコレ。
また次があるじゃないか。くれぐれも疲れすぎには注意。
あと、採用活動が終わったら、採用告知を行ったツイートを忘れずに削除してください。
その他:この人に決めた理由
今回の場合ですが、、
1.これまで自分のやってきたことの説明ができる。真剣さがある。とか。
現状のスキル、レベルはあんまり重視してませんし、スーパーマンは別にいらん。いい人待ち採用嫌いだかんねー。
基本的にはスキルが足りない分は自分で教えるようにしてます。相手から教わることもあるし。
2.コミュニケーション能力が仕事する上で問題なし。
受け答えや、ちゃんと敬語が使えてるかどうかを見たり。
けど最近はデジタル世代なのか・・敬語もちゃんと使えるし、ネット上でのコミュニケーションは普通に出来るけどバックラーさんも多いので見極めが難しいです。
3.直感。
素質もそうだけど、やっぱり人間味です。
てなワケで、まだ出会ったことのない良い人材をたくさん見つけましょうー!
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実際に人採れたし、やってよかったなー。