そろそろ5年前にやり残した卒業制作をつくろうと思いまして。
金田さんの件(アレは別にパクリではなかった)を見てたけど、
多摩美情報デザイン学科の卒業制作って「世の中の基準」で測ったりしないよなーとますます感じた。
今考えると、多摩美基準でも良かったんだ、難しく考えすぎたなと思うわけです。
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私は、2009年中盤辺りから、精神的に具合が悪くなってしまって、翌年の2010年も悪化の一途をたどりました。(2010年が底で次の年からだんだん調子取り戻していったけど・・)
大学2年生の終わり辺りから、卒業制作はこういうものをつくるだろうというのを考えていたけど、どんどんその目的やこうしようっていうのが見えなくなってしまい、4年時には断念、別のものをつくることにしました。
その、別の卒業制作(ウェブデザイナーになるにはというのを自分で調べて書き出していったサイトのようなもの)も、すごく悩ましかったが、今考えれば世の中的にはあんなのでも、「情報デザイン基準なのでアレはあり」だったんだろう。
これを作りたい、こうしたらいいんじゃないかという気持ち、
形や、色を見る力は落ち、繊細さも、こだわりもなくしてしまった。
作る力を失った自分自身が許せなかったが、多摩美の情報デザイン学科で必要だったことは成し遂げたんじゃないか。
けど、あそこと、私は分かち合えないものがあるし、私は私の道をいこうと、日々思います・・。
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5年前にできなかったこと、
情報デザインに寄り過ぎない卒業制作をつくりたいです。
(一部修正しました)
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当時は、箱庭をつくろうと思っていた・・
作品名:「クマガイッパイイル島」
・クマガイッパイイル島で暮らすクマたちの様子を10枚程度のイラストレーションで表現。
・ウォーリーを探せみたいな俯瞰図。
・手書きで描きます。流行りのデジタル作品にはしません・・。
情報デザイ学科の卒業制作って端から見るとすごく難解。
そういうもん作らなきゃとか思いがち。
けど、あんまり高尚なことはしたくなくて
子供にも、大人の人にも、面白いとか楽しいとかそういう気持ちになってもらったほうが私は嬉しいなーと思います。
(・ω・)ノ
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うん、なに言ってるのかよくわからないけども、なにか掴んだようだな・・・・。