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トランスジェンダーってどういうタイプの人がいるのか紹介するよ

SEO対策のため、ブログタイトルを露骨に変更しましたが、効果はイマイチのようです・・・。いかがお過ごしでしょうか。

先日、採用の面接で「自分は脳みそが男性で、身体は女性」って正直に言ったらすごく面倒なことになってしまったので、今日はトランスジェンダーの人ってどういう人がいるのかの紹介をしましょうかね。
今回紹介できるのはFTM(心は男性もしくは中性、身体は女性)の方です。

身体と心を一致させようとしている人がすべてではない。

大前提としてこれです。

FTMで心が男性なら身体も男性になりたいんでしょと勘違いされがちですが、身体を男性に見せようとか、性転換しようと考えている人がすべてではありません。

男性にしか見えない見かけの方、女性にしか見えない見た目の方もいるし、どちらとも取れない見かけの方もいます。

また外見だけではなく、心持ちや考え方も同じことが言えます。
男らしくなりたいと考え、男らしい言動をされる方もいらっしゃいますが、世間一般的な男らしさに囚われない方もいます。一般的な男らしい考えをしないからと言ってその人をFTMではないと決めつける事自体が大きな誤りです。

トランスジェンダー(身体は女性)のモデルケース

Aさん(ホルモン注射で心と見た目を合わせたいタイプ)

男性として扱われたく、男性の見た目を心がけている。ホルモン注射をしている。
→社会的にも完全に男性として扱われたいと望んでいるケースです。ホルモン注射をすることで、自力で作れないホルモンを補うことが出来ます。

Bさん(ホルモン注射はせず筋トレなどで、心と見た目を近づけたいタイプ)

自分は男性でありたいと思うが、身体まで男性になりたいと望まない。性別にとらわれず自分として生きたい。
→ホルモン注射、性転換手術には費用がかかり身体へのリスクもあります。そのため身体はそのままでいいと望む人も多いです。

Cさん(男性と女性の中間でいたいタイプ)

自分は男性だが、男性になりたいワケではない。社会的にも中性的な人間でいたい。男性の格好、女性の格好両方ができる。
→身体も男性になるかどうかは個人の自由です。しかし現行の法律では、本人が望んでも身体を変えないと戸籍の性別を変更できないなどの問題があり、対応が求められています。

Dさん(女性の容姿を活かして社会的には女性でいたいタイプ)

自分は男性だが、身体の性別での生活に慣れてしまい心は中性~女性寄り。社会的には女性のままでいたい。
→まあ、これはワタシです・・。気づくのも遅かったし長く女性の生活をしていると、どっちでもよくなりますわな(笑)
とのように、FTMでもいろんな人がいて、いろんな状況に置かれているのです。

トランスジェンダーの人たちに対して、一概にこういう対応をすればいいというワケではない!!

・・・・ということです。

中には、男と女で何が何でも分けようと考える方もいらっしゃいますが、そもそもそれ、物理的に不可能とお考え下さい。

 どんな人がいても気にしない。そういってくれるところはまだ限られています。そういう意識を持ってもらえれば先日の面接で悲しい思いをせずに済んだんだけどな・・・・。

それではまた次回!